平成21年5月16日(土)
四国中央市民会館川之江会館
平成21年5月16日、四国中央市民会館川之江会館において「平成21年度 四国地域合同開講式」を開催しました。
当日は、21年度生17名をはじめ留学生35名を含む大学関係者等 総数77名が参加しました。
はじめに主催者を代表して四国経済産業局より挨拶を行った後、21年度生に対し、管理法人(四国生産性本部)から「選考結果通知書」を授与しました。
その後、留学生を代表して愛媛大学 留学生より感謝の気持ちと今後の抱負を交えて挨拶を行いました。
併せて隣接の「紙のまち資料館」にて紙すき体験をするなど、四国の地場産業にも触れることができました。
最後に交流会を開催し、他大学の留学生や関係者と就職活動などについて意見交換を行うなど、交流を深めることができました。
講師:四国別格二十霊場第十四番椿堂常福寺
住職 田中 鐘暁 氏
同日、四国地域合同開講式に先立ち、同会場で四国特別講座として、椿堂常福寺住職 田中鐘暁氏をお招きし、「四国遍路文化に学ぶ〜おもてなしの心〜」と題してご講話をいただきました。
その中でお遍路さんをもてなす「お接待」とは、相手の立場に立って思いやる心から起こる行動で、お接待による見返りを一切求めるものではない。就職し、お客様をはじめ会社の人へ「お接待」の心を持って接していただきたいとお言葉をいただきました。
また、母国を離れての留学生活で辛いことがあっても、顔を上げて外に出て、笑顔を忘れずにいれば幸せが訪れる。四国に留学したのも何かのご縁なので、人との出会いを大切にし、ここ四国を第二のふるさとと思って留学生活を頑張ってほしいとの励ましの言葉をいただきました。