50周年宣言・ビジョン

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創立50周年宣言

四国における生産性運動は、ここに50周年を迎えた。
この間、四国生産性本部は、労・使、学識者の三者構成のもと、相互の理解と交流を深めることで、企業における経営管理の近代化、民主的な労使関係の確立、企業の人材育成などに着実な貢献を果たしてきた。

21世紀のわが国は、少子高齢化の進行や人口減少社会への移行が本格化し、まさにこの国の底力が試される時代を迎えるが、当本部は、今後も自らの存在意義発揮の道筋を探り、当本部ならではの独自能力を究めることで、生産性の向上と社会全体のイノベーションの促進に取り組み、世代を超えて豊かな社会を継承することに貢献していく。

われわれは、人間尊重、不断の進歩に挑む、という生産性運動に宿る精神に、改めて思いを致し、「雇用の維持・拡大」「労使の協力と協議」「成果の公正分配」からなる生産性運動三原則を質的に高めつつ、今日は昨日よりもより良くなし得る、明日は今日に優るという確信をもって、信頼と活力に溢れる四国を創りあげることを誓い、以下のことに邁進することを宣言する。

一、信頼の確立と活力の創造

人は、信頼関係があってこそ力を発揮する。信頼なくして社会は成り立ち得ない。人は、明日を信じる希望があってこそ、困難に立ち向かう勇気と活力を持つ。われわれは、生産性運動を通じて、一層の信頼の確立と活力の創造をはかる。

一、生産性向上の推進

人口減少に向かうわが国は、一人当たりの生産性向上により、豊かな社会を継承していかなければならない。われわれは、人材の育成と活用、企業の経営革新、社会システムの整備等を、われわれならではの活動を通じて支援し、企業や社会全体の生産性向上を推進する。

一、魅力ある四国づくりへの挑戦

四国は、今後、より自立した地域発展を目指さなければならない。われわれは、四国地域の未来を拓くため、労・使、学識者の知恵を結集し、企業や社会のイノベーションを促進するとともに、新たな価値を創造していくことで、人と産業の集まる"魅力ある四国づくり"に挑戦していく。

平成18年6月2日
四国生産性本部

四国生産性本部ビジョンの全体図(要約図)

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